ヤマメ、イワナの生態を知り、釣果を伸ばす

ヤマメ(山女魚、山女)

サケ目サケ科であるサクラマスのうち、海に下りず、一生を河川で過ごす種類。全国の川の冷水域を好み、ダム湖や中~下流域まで下るものもいる。

海へ降りて産卵のために海から川へと遡上していくとサクラマスと呼ばれます。

特徴

・体の側面に斑紋模様(パーマーク)があり、成長とともに次第に薄くなり、30-40cmクラスになると一般には、サクラマスのような銀色に近い魚体となる。

・神奈川県以西太平洋岸に流れ込む河川にいるアマゴと2種類いる。

・生息上限温度は24℃で、24℃で餌を食べなくなり26℃で生きられなく。

・産卵期は9月〜10月

・寿命は2~3年程度

・また、通常ヤマメはイワナよりやや下流に生息するといわれている。

・現状河川にいるヤマメのほとんどは養殖された放流魚で、自然のヤマメはほぼいない。

・釣りの解禁機関は3~9月で、一部では4月解禁の地域もある。

・30cmを超えると「尺ヤマメ」と呼ばれる

食性

・下流に流れてくるカゲロウやトビケラなどの水生昆虫や、甲虫、小型のバッタなど川に落ちた陸生昆虫も捕食する。

・本流やダム湖や中~下流域にいるヤマメは、小魚も積極的に捕食している。

 

釣り情報

・落ち込み、瀬、プールなど、特に流心脇の流れや大石でできたヨレ、流れがぶつかる場所などが付き場になる。

・警戒心が強く、エサを捕食していても、人間の気配を察知すると、深場や岩の下に潜ってしまうので、不必要に水音を立てないで歩くのがベター。



イワナ

サケ目サケ科イワナ属。全国の川の冷水域に生息しています。体色は黄褐色から灰色、背部から側面には白い小斑点が散在。

ヤマメやアマゴは比較的小型ですがイワナはかなり大きく育ち、60から70センチ、堰止湖のような栄養状態の良い環境では80センチにせまるような個体が見られることもあります。

特長

・2年魚以降の個体で、約20センチほどの大きさに成長する。

・産卵期は10~1月ごろで、数年に渡り繁殖行動を行います。

・自然魚の寿命は約6年といわれ、約3年以上生きていると30cmを超える「尺イワナ」と呼ばれています。大きいものは70cm近くなるイワナもいます。

 

食性

動物プランクトン、小魚、カゲロウなどの水棲昆虫、樹上から落下してくる昆虫など

釣り情報

・名前の通り、岩陰に隠れて流れてくる虫や、木から落下する虫を狙っています。
・警戒心が強く、エサを捕食していても、人間の気配を察知すると、深場や岩の下に潜ってしまうので、不必要に水音を立てないで歩くのがベター。

代表的な種類


オショロコマ(Salvelinus malma krasheninnikovi)

寒冷気候に適した種で、北海道に生息しカラフトイワナとも呼ばれています。

ニッコウイワナ(Salvelinus leucomaenis f.pluvinus)

生息域は東北、関東地方、滋賀県、鳥取県。水温が15度以下の上流域を好みます。全長は30~80センチメートルで、体側に白斑が点在し側面から腹部にはやや大きめの斑紋が散在しています。

ヤマトイワナ(Salvelinus leucomaenis f.japonicus)

生息域は神奈川県相模川以西の太平洋側で、水温が15度以下の河川。側面に赤や黄の小斑がありますが、白い斑点は目立ちません。

ゴギ(Salvelinus leucomaenis imbrius)

生息域は中国地方で、白斑が頭頂部にもあります。絶滅危惧II類に分類され、禁漁区が設定され保護されています。

キリクチ
紀伊半島の十津川水系にのみ分布しているヤマトイワナの一で、絶滅のおそれのある地域個体群とされ、奈良県の天然記念物に指定されていいます。

アメマス(エゾイワナ)(Salvelinus leucomaenis leucomaenis)

生息域は千葉県以北の太平洋側、山形県以北の日本海側で、特に水域を好みます。イワナでは唯一降海型と河川残留型がいる種で、河川残留型をエゾイワナとも呼んでいます。

昔から幻の魚として、釣り人の憧れの的でもある。
 
ミヤベイワナ(Salvelinus malma mitabei)
生息域は北海道の然別湖とそこに流れ込む水系で、70cm近くなる魚もいる。体色は背側が暗色で腹側は淡黄紅色。

 




 

 

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